2019年3月の記事一覧
校内研修会
生徒の皆さん、また、来年度本校に入学する皆さん、充実した春休みを過ごしていますか?
先生方は、今年度のまとめと来年度への準備を進めています。
3月27日は「校内研修会」を実施しました。
午前中は、学力推移調査(実力テスト)の分析会です。ベネッセの担当者を講師に、テストの分析を行いました。テストから大学入試結果を繋げ、どの程度の学力が必要なのかについて考えました。
午後は、東京大学大学院教育学研究科の博士課程の学生さん2名と共に、「深い学び」についてのワークショップを行いました(現在本校は東京大学大学院と連携し、「深い学び」についての研究を進めています)。
「深い理解やメタ認知を促すために、どのような学習方法が効果的なのか?」
本校では、学習方法に対する講座や認知心理学をベースにした授業設計等の研究を今後も進めていきます。
卒業式
3月15日、伊奈学園第3体育館にて、伊奈学園中学校卒業式が行われました。胸に卒業の花飾りをつけ、ひとまわりも、ふたまわりも成長したように見える3年生は、朝から緊張の面持ちでした。でも、もっと緊張していたのは、呼名を控えた担任団だったかもしれませんね。
保護者の方の入場、ご来賓の入場も無事終わり、いよいよ卒業生入場。伊奈学園ならではの吹奏楽部の演奏の中、堂々と入場してくる3年生の生徒たちは、とても頼もしく見えました。この時点で涙ぐんでいる保護者の方もいらっしゃったのが印象的でした。実は教員団にも、涙をこらえている人がいたようです。
卒業式は厳粛な雰囲気で行われ、卒業証書授与ではミニコンサートの合唱がBGMで流れました。ミニコンサートでの感動を思い出した人も多かったことでしょう。また、在校生送辞や卒業生代表答辞を聞いていると、生徒たちがすごした学校生活の様々な思い出が次々と思い出されました。時折涙ぐみながらも堂々と述べてくれた答辞が、この卒業式を一層感動的なものにしてくれたように思います。
卒業式自体は、約2時間という短い時間でしたが、3年間という長い学校生活の節目として、非常に重く濃い時間を過ごすことができました。その後3年生たちは、最後のホームルームと、先生たちとのお別れの時間を過ごし、後輩に見送られながら花のアーチをくぐって卒業していきました。後輩の皆さん、3年生の先輩に感謝の気持ちを伝えることができたでしょうか?そして卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。「卒業」は、新たなスタートです。でも、すべてを新しくする必要はありません。また、大きく劇的な進化をしなければならないわけでもありません。今までの地道な積み重ねを続けつつ、高校生としての自覚を少しずつ、少しずつ育てていきましょう。1ハウスでずっと応援し続けています!
イングリッシュセミナー
3月5日(火)に3年生による「イングリッシュセミナー」が行われました。中学校の英語学習のまとめの場として、英語によるプレゼンテーションに挑戦しました。
理科特別授業
3月6日(水)に三菱電機より、講師を招いて理科の電磁誘導に関する授業を行っていただきました。
「銅パイプ」と「アクリルパイプ」の中に「鉄のボール」と「磁石のボール」を入れると、どの組み合わせがゆっくり落ちるか実験をしました。銅パイプの中に磁石のボールを落下させることにより、磁界が変化するので、スピードがゆっくりになります。「電磁誘導」によるものです。
また、身近な電磁誘導の利用方法で、金属探知機やIHヒーターなどが利用されていることに、生徒たちも驚いていました。
授業で学んだことが身近な実生活で利用されていて、「他にも何に利用されているのか知りたくなった」など生徒から意見が出ていました。