2023年8月の記事一覧
学園祭 準備中
8月23日(水)
学園祭まであと10日ほどとなりました。
夏休みに入ると同時に作業を始めたハウス会や学園祭実行委員会も、計画的にコツコツと進めている各HRも、だんだん作業が終盤に差し掛かってきたでしょうか。・・・でもまだまだ骨組みだけの部分も・・・?ここからどのように仕上がっていくのか、楽しみです!
学園祭を楽しく思い出深いものにするために、また日頃の成果を見ていただくために、当日発表するタイプの部活動も、練習や準備を重ねています。こちらも仕上げていきましょう!
令和5年度 第2回部活動体験会
8月17日(木)~23日(水)
この期間中、部活動ごとに設定された日にちで体験会が行われました。30の部活に718名の参加申し込みがありました。
ご参加いただきました中学生・保護者の方々、ありがとうございました。暑い中でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか。
来月以降も、学校説明会や学系別の説明会・体験会などがありますので、ぜひご参加ください。
学習指導ボランティア参加
この夏休みに伊奈町教育センターにて8日間行われた小中学生の学習会「算数・数学サマースタディ」に、学習指導ボランティアとして本校生徒が延べ48名参加しました。
将来教育関係に進みたいと考えている参加者もいて、熱心に取り組んでいました。
分かり易く丁寧に教えてもらえる、休み時間も相談に乗ってもらえるなど小中学生からはとても好評でした。
第37回 伊奈学園総合高等学校 いなほ祭について
第37回いなほ祭を以下のように実施いたします。8月も後半になり、学園祭実行委員会を中心に準備も本格化してまいりました。今年度から、一般公開という形になりますので、御来校いただき、その成果を御覧いただきたいと思います。なお、食品販売はありませんので、お食事を済ませてから御来校ください。
日時:令和5年9月2日(土曜日) 10:30より15:00まで
令和5年9月3日(日曜日) 9:30より15:00まで
*お願い
①御来校の際は、公共交通機関を御利用いただき、スリッパ等を御持参ください。
②8月18日現在では入場制限を予定していませんが、感染状況により変更する場合がありますので、お出かけ前にHP で御確認ください。
第37回伊奈学園総合高等学校特別活動部 いなほ祭担当
【IINAサイエンス】海洋実習
2023年8月1~2日、東京大学三崎臨海実験所にて実習を行ってきました。
1日目は磯採集と灯火採集です。
磯採集では潮だまりや潮間帯の生物の観察と採集を行いました。
はじめは勝手がわからず、潮だまりをじっとのぞき込む生徒もいましたが、慣れてくると手際よく採集できるようになりました。
この日は東海道線が遅延したため、実習の開始も遅れてしまいましたが、潮は待ってくれません。干潮の最大の時間を迎えたところで採集を終え、引き上げです。
採集に関しては、海上保安庁による取り締まりが強化されるなど、次第に厳しくなる社会的な事情を反映し、かつてよりルールが厳しくなっています。そのため今回は、許可を受けた実験所職員に付き添っていただきました。
その後、所内を見学しました。
資料室は取り壊された記念館に代わって新しくできた教育棟の一角にあり、実験所の歴史的資料や貴重な標本を展示してあります。大学の実習などでは公開されているそうですが、高校生向けでは初めての公開になるそうです。実験所は戦時中に海軍に接収されており、その時の落書きが黒板の裏に残されています。
実験所では研究や実習に利用する生物を多数飼育・繁殖しています。近海の磯から深海、熱帯・亜熱帯など多様な環境に住む、数多くの生物に対応するため、水槽には様々な工夫が行われていました。
写真は実験所の幸塚先生に案内してもらっている様子です。
実習室に戻ると、ひたすら分類、観察、スケッチです。
いくつ同定できたでしょうか。
実験所の生物を見ながら、実験所の小口先生に分類についての講義をしていただきました。高校の授業では聞けない、実験所の先生ならではの講義や、プロによる分類など、実験所でよかったと思うところがたくさんありました。
夜間は灯火採集です。今回は残念ながらあまり多様な生物をみることはできませんでした。
翌日は観察、スケッチの続きを行い、大学院生のお二方に自身が取り組んでおられる研究についてご紹介いただきました。
盛りだくさんな2日間でした。
小口先生をはじめ、実験所の皆様には準備段階を含めて大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。