■ 日誌・お知らせ

2023年6月の記事一覧

総合的な探究の時間「自彊創生の時間」②

6月20日(火)

 総合的な探究の時間(略して総探)の講座展開の2時間目が行われました。興味深い探究が各講座で展開しています。

 そこである講座を覗かせていただきました。『顕微鏡スケッチ』という講座です。生物第1実験室で、今回は「厚くて硬いツバキの葉を、自分で工夫して透過型顕微鏡で観察できる状態に加工して見てみる」というものでした。加工に必要そうな道具もいくつか揃えてあり、どのようにすれば光を透過させて細密な構造を観察できるのか、みな黙々と試行錯誤していました。

 数人は葉の裏を薄くそぎ取って気孔を観察していました。観察出来たらそれをiPadのページにスケッチします。「線はつなげて」「陰影は点描で」などの注意点を守って、上手に描けていました。他にも葉の断面を細くスライスして観察している人もいました。

  

 次回は2学期に続きます。この講座では、今後は実体顕微鏡や電子顕微鏡なども使って、様々な観察・スケッチをしていくそうです。楽しみですね♪

 他の講座も覗かせていただけたら、またレポートいたします。

購買(パン・お弁当販売)

6月16日(金)

 先日、保護者の方と生徒の会話が聞こえたとき、昼食の購買の利用方法について誤解があるようでしたので、ご案内します!

 昼食用の購買は、2階モールの3か所(2ハウスと3ハウスの間、3ハウス前、4ハウス前)で、当日の朝の予約か、昼休みの直売で販売しております。『アリマンベーカリー』さんと『(有)AJIEMON』さんの2社です。

 2・3ハウスと3ハウス前ではアリマンベーカリーさんが当日の朝予約を受け付け、昼休みにはその予約分の引き渡しと、パンやお弁当、飲み物の直売をしてくださっています。パンは40種ほどあり、110~240円、飲み物はパックで80~140円のものがありました。

 

 4ハウス前のAJIEMONさんは、当日の直売のみで、お弁当(450~500円)、焼きそば(350円)、からあげ(150円)、おにぎり、カレーライス(←いつもいい匂いがモールに漂います♪)、ラスク、揚げパンなどがありました。

 

 どちらも直売は昼休みには長蛇の列です。朝、予約を忘れても直売があるのはありがたいですが、数には限りがありますので、急いで並ばないとなりませんね(^^;)

 いつもお世話になっているアリマンベーカリーさんとAJIEMONさん、ありがとうございます!

2023年度 大学出張講義

6月1日(木)~7日(水)

 三者面談期間の午後(面談時間)を使って、今年度も9つの大学や博物館などの方に出張講義をお願いしました。7日まで毎日様々な分野の講義が行われ、聴講希望生徒は申し込みをすれば、全学年の生徒が受けられます。

 6月1日(木)「感染症と数学」
         埼玉大学理学部教授 長澤壮之先生
  2日(金) 「日本語でOK!国際理解とコミュニケーション」
         東京外国語大学大学院国際日本学研究院教授 荒川洋平先生
        「話して伸ばす英語力」
         法政大学経済学部教授 飯野厚先生
        「日本と世界を結ぶ「教養」とは~人文・社会科学を志す君たちへ」
         上智大学国際教養学部教授 中野晃一先生
  5日(月)「文学作品と医学史の交差点ートーマス・マン『魔の山』と近代細菌学の問題」
         中央大学文学部ドイツ語文学文化専攻教授 礒部裕幸先生
        「フランスの文学・哲学を学ぶってどういうこと?」
         明治大学文学部フランス語学科教授 根本美作子先生
        「恐竜時代とさいたま」
         群馬県立自然史博物館地学研究係長(学芸員) 高桒祐司先生
  6日(火)「中国語と日本語の動詞~違いがわかる人になろう~」
         東京外国語大学総合国際研究院教授 加藤晴子先生
  7日(水)「文房四宝の変遷と不変性(墨と硯を取り巻く環境)」
         大東文化大学(文学部書道学科・特別講師)岩崎智弘先生

 このうち、数学の分野・長澤先生の講義では、コロナ禍で度々耳にしていた、感染の拡大や終息の動向、再生産数や感染率などを「数列」を使ってシミュレーションする、というお話でした。学年によって「数列」の学習度は異なりましたが、数学が好きな生徒が集まっているようで、興味深く聞いていました。

 理科の分野・高桒先生の講義も恐竜好きな生徒が20数名も集まり、恐竜の時代と日本で発見された化石の例などを中心にお話いただきました。化石の実物(レプリカ)も頭骨から歯やフンなどたくさん持ってきていただき、実際に生徒たちは手に取って手触りや形、大きさなどを実感して楽しんでいました。感想文もびっしり書かれていて、関心の深さがうかがえました。

  

令和5年度 上尾・桶川・伊奈地域雇用対策協議会インターンシップ事業

5月30日(火)

 昨年度実施したインターンシップを今年度も行えることになり、1,2年次生の参加希望者に向けて説明会を開きました。

 このインターンシップ事業は、上尾市・桶川市・伊奈町の二市一町の地域の公的機関や企業様のご協力のもと、二市一町の県立高校生の職業体験の場を設けていただいている事業です。役所、保育所、幼稚園、電気業、製造業、福祉施設、病院、自動車整備、スーパーマーケット、その他の様々な業種の97団体から機会を作っていただき、夏休み期間を利用して、希望する職業の体験をさせていただきます。

 今年度説明会に参加した生徒は22名。中には昨年度も参加した生徒もいるようで、今年度もぜひ参加したい、と希望したようです。地域の企業の皆様、貴重な機会をありがとうございます。よろしくお願いいたします。