10月2日(金) 研究授業が終了しました(後期教育実習)。
国語科では『更級日記「源氏の五十余巻」』を教材に研究授業が行われました。担当者が設定した指導観は、生徒自身が自己の生き方や考え方を見つめる機会へ導くこととし、本時の展開を準備しました。授業後には「源氏物語を愛した姿勢に親近感を覚えた」、「40年前の出来事を克明に記述したことが素晴らしい」などの感想があったそうです。授業の展開について担当の近藤真子先生(音楽教育博士・文教大学)は、「主人公の過去の振り返りを想起させるよう生徒自身に幼少期の憧れを思い起こさせる手法に工夫を感じた」と評されていました。
「工芸と彫刻のあわい(=あいだ)」、これは美術工芸科で2コマ連続で行われた授業の題材名です。前半の1時間、私も生徒と席を並べ工芸と彫刻の違いを議論しました。明治期の8作品を分類するグループワークでは、各自の判断根拠や考察過程の意見交換により思考が大いに深まることを私も体験しました。
担当者の狙いどおり「頭がかき回された」、「学習の3年目を迎えても彫刻(の定義)を分かっていなかった」と生徒からの感想が寄せられたそうです。「学習の早期から取り組みの前提を問い直す重要性を伝えたい」という指導の理念が見事に体現されていました(関連記事_9月1日_大学院生のインターンシップ)。