校長室より(日誌)
直近の記事のタイトル
①行事… 体育祭を行いました。
②校長のビジョン… 探究学習を探究
③学校紹介… 留学生をお迎えしました
④学系紹介… 外部講師授業「折り紙」(生活科学系)
⑤授業の様子… 本日より期末考査
⑥部活動関係… 音楽部・関東大会
⑦国の施策情報… 大型プロジェクタ仮設(DXハイスクール)
⑧県の施策情報… 教員採用試験の会場となりました
⑨地域との連携… 東京電機大学からのご訪問
⑩P4C(哲学対話)関係 例会の様子(第3回)
⑪伊奈学園中_歳時記 生徒の来室(2年生)
⑫伊奈学園高_歳時記 中部高校(富山県)との交流
10月9日(金) 体育祭を行いました。
楽しみな行事の第2位。
これは、いなほ祭生徒アンケートの結果です。第1位は文化祭で、第3位に修学旅行が続きます。1日で完結する体育祭の魅力、その1つは2800人が一同に介し、所属ハウスを応援し他クラスの健闘を称え合うことで学園がひとつになることのようです。生徒たちの熱量を、ハウス対抗リレーで高校生と競った1ハウスの最終走者に贈られた大きな拍手から感じることができました。
◎写真は、開会式に向けて生徒がグランド(上尾運動公園 陸上競技場)に集合する様子です。高校(2〜6ハウス)は第42回、中学校(1ハウス)は第23回となりました。5ハウスが目指した総合優勝5連覇を2ハウスが阻止し、来年度の体育祭では屋根下の一等地に観覧席として布陣します。
10月8日(木) 外部講師授業「折り紙」(生活科学系)
海外の方には、「羽ばたく折り鶴」の方が知名度が高いのだそうです(写真右)。
写真は、今週の保育基礎の授業の様子です。「折り紙夢工房」より講師をお迎えし様々な作品づくりを体験しました。第1の作品は折り鶴でしたが、工程の中盤で「ひと工夫」が示されたとき、そして尾を引いて手元の鶴が羽ばたいた瞬間を目にしたときに、思わず声が上がりました。
冒頭の講師紹介では、海外の方に折り鶴が喜ばれることを含めました。しかし、「羽ばたく鶴」を目にしたのは今回が初めてでした。こちらの型での折り鶴の普及は草の根活動による成果であると説明を頂き、伝承に向けた志が心に沁みました。
10月7日(水) 2年生の来室(学園中)
本日、校内のハテナ(?)を求めて1ハウスの生徒8人が来室しました。
訪問生徒によると、中学2年生の教科「総合」では疑問に気づく目を養うことが学習の狙いとなっており、3月の鎌倉フィールドワークに向けた準備として「ハテナを求める校内探検」のため管理棟に初めて入館したそうです(写真左上)。来館の主旨説明を聞き、気づきの目に刺激を与えるべく、私から次のような具体的な課題を提示してみました。
①校長室に掲示された絵画(写真右上)と同じ技法の絵画を、モールの展示物(写真左下)から選定
②正解した生徒の特典は、ブログ記事に写真が掲載されること(写真右下)
試技の1回目は正解者が出ませんでした。油絵や日本画などの分類を「技法」と表現した提示では、生徒理解を導けなかったのだろうと反省しています…(関連記事7月1日)。
10月7日(水) 季節の上生菓子づくり_生活科学系
「煉切」や「こなし」は菓銘をもつ生菓子で、登録無形文化財に指定されています。
食文化の授業では、上生菓子づくり(煉切)を体験しました(6日&8日)。こちらは講座「食文化」の特別授業でしたが、講師の鹿島青夏先生(東京製菓学校)のような女性の和菓子講師は極めて少ないそうです。先生は、他の国にない和菓子の文化を次世代に繋げたいと想いを語られていました。
先生の手際よい試技は圧巻でしたが、紙面レシピのない目視のみの下、直後に生徒が調理を躊躇なく開始できたことは集中力の表れと、深く感心しました。
10月6日(火) 中部高校(富山県)との交流(5日・月)
昨日、北陸地方からお問い合わせを受けました。
富山県立富山中部高校の2学年では、「高校再編」をテーマに課題研究に取り組んでいるそうです。再編方針が合併による大規模新校の設置であり、現役の生徒へのインタビューを念頭に検索したところ、本校に巡り会われました。
懇談は、昨日の放課後に行われました。質問用紙(写真右)に示された①から⑥の項目を中心に生徒会の役員4名がオンラインで回答しました。科目選択や様々な部活動、会員が多い生徒会組織や図書館の蔵書数など多くの伊奈学園の魅力とともに、規模が大きい故に異なるハウスの生徒との関係性が深まらない課題を述べていました。
同席しながら、私はその課題の対応として「行事の場」や「選択科目の教室内」で生徒相互の関係性が深まるような工夫の余地がないか、具体的な策に思いを巡らせました。
10月5日(月) 学系説明会を行いました(3日・土曜日)。
今年度の学校説明会は、早くも4回目を迎えました。
今回は、7つの学系毎にその詳細をお伝えすることを主な目的に実施いたしました。授業体験では高校の学びの様子に触れて頂きましたが、参加された中学生のみなさんの生き生きとした表情がとても素敵でした。
生徒の様子を、受付係や司会係、デッサンモデルや部活動での試技などで目にして頂きました。中学生の皆さんに湧いたであろう高校生活のイメージが、受験準備の志を支えてくれるよう期待します。
10月2日(金) 研究授業が終了しました(後期教育実習)。
国語科では『更級日記「源氏の五十余巻」』を教材に研究授業が行われました。担当者が設定した指導観は、生徒自身が自己の生き方や考え方を見つめる機会へ導くこととし、本時の展開を準備しました。授業後には「源氏物語を愛した姿勢に親近感を覚えた」、「40年前の出来事を克明に記述したことが素晴らしい」などの感想があったそうです。授業の展開について担当の近藤真子先生(音楽教育博士・文教大学)は、「主人公の過去の振り返りを想起させるよう生徒自身に幼少期の憧れを思い起こさせる手法に工夫を感じた」と評されていました。
「工芸と彫刻のあわい(=あいだ)」、これは美術工芸科で2コマ連続で行われた授業の題材名です。前半の1時間、私も生徒と席を並べ工芸と彫刻の違いを議論しました。明治期の8作品を分類するグループワークでは、各自の判断根拠や考察過程の意見交換により思考が大いに深まることを私も体験しました。
担当者の狙いどおり「頭がかき回された」、「学習の3年目を迎えても彫刻(の定義)を分かっていなかった」と生徒からの感想が寄せられたそうです。「学習の早期から取り組みの前提を問い直す重要性を伝えたい」という指導の理念が見事に体現されていました(関連記事_9月1日_大学院生のインターンシップ)。
10月2日(金) 東京電機大学よりご来校
本日、東京電機大学より3名の先生方が来室されました(写真中央より右へ_長原礼宗氏、松本明氏、田丸健一郎氏)。同大学は実学を重視したカリキュラムを編成しており、理科教育の振興のために入学予定の有無に由らず、広く中学校と高校の要望(学習環境の提供など)に対応されているそうです。
文部科学省による次期学習指導要領では理系人材の育成が大きな課題と示される見込みであることから、本校生徒の興味関心の深化に向けたご支援をお願い致しました。
10月2日(金) 手話を学びました(生活科学系)。
講座「生活と福祉」では、手話について全4時間の特別講座を行いました(本日最終日)。
講師の大川内先生は元PTA役員であり、手話講師としてのみならず書道や絵画など多方面で活躍されています。特に、手話の技術は県民活動総合センターで実施された市民講座に参加されて以降、独学で身に付けられたそうです。講師紹介の校長あいさつでは、手話技法の修得はもとより先生の意欲的な学習者としての姿勢からも多くのことを学んで欲しいと受講生徒に伝えました。
先生によると、生徒は直ぐに技法を覚え相互に手話による会話を始めていたそうです。ここには大川内先生が学習者としても放つ熱量が後押ししているのだろうと想像しました。
尚、黒板左右に掲示された造形物(黄色)は手話による五十音モデルです。